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本年4月、当財団創設からの役員で、選考委員を務めることもある畑中隆爾弁護士が、神奈川県弁護士会会長に就任しました。就任挨拶では、法曹としての矜持、装置、多様性をテーマに意気込みを語りました。
畑中弁護士は長年にわたり、一般財団法人鎌倉フェローシップの理事として、当財団の奨学金事業に深く関わってくださいました。なかでも、近年の「鎌倉フェローシップ・おきなわロースクール奨学金」では、沖縄地域における女性弁護士の育成を応援する取り組みとして、選考委員を務めるなど、多くの志ある学生を支えてまいりました。
今回の就任あいさつの中で畑中弁護士は、
「個人の尊厳を守るためには、多様性を認め合う寛容さが大事です」
と述べています。これは、当財団が奨学金制度を通じて掲げてきた「多様な人材が法の世界で活躍できる環境づくり」というビジョンと、まさに通じるものです。
畑中弁護士は、これまで当財団の活動においても、性別・地域・背景を問わず多様な法曹人材が成長できる環境を整えることの重要性を、私たちと共有し、力を尽くしてくださいました。
神奈川県弁護士会会長としての新たなご活躍が、これから法曹界を目指す若者たちにとっても、大きな希望となることを心より期待しております。
全文は以下から御覧ください。
公式ウェブサイト(2025年4月1日)
<メディア・報道>
毎日新聞(4月27日朝刊)
神奈川新聞(2025年4月2日付)
東京新聞(2025年4月2日付)
ウェブ記事(有料版):https://www.tokyo-np.co.jp/article/395787